ザンビア2日目。
この日、大きな意味を持つ再会をした。
アメリカでの留学時代に同じ寮に住んで、仲良くしていたザンビア人の友人ジェームス(仮名)と再会した。
アメリカはケンタッキーの地で出会ったアフリカ人とアフリカで再会するとは思ってもいなかった。
待ち合わせ場所はもちろんKFC。そこ以外ありえない。
ジェームスの車でルサカ市内観光。
「とりあえずココおさえとけ」といろいろつれまわしてくれた。
以前ウガンダに墓地はないエントリーを書いたが、ザンビアにはあった。そして、墓石は死ぬ前に自分で作るとか。場所代は払って、息子や孫の場所まで確保するとか。死してなお、子々孫々の死を案ずるザンビア人のやさしさにふれる。
墓石ひとつ、墓地ひとつでその国の文化を垣間見る。
つぎに、大学。
ザンビアの東大、University of Zambia。
大きなキャンパスに伝統ある校舎。なにより「ザンビア」らしかったのはDepartment of Mine(鉱物学部)があること。銅などの豊富な鉱物資源によって支えられた国だと教えてくれる。
そして、ジェームスが卒業した高校。
これは割愛。
さらに、クラフトショップ。
置いてるものはウガンダとあんまし変わらない。だけど、ザンビアの国旗をモチーフにしたトートバッグを購入。
つぎに足を向けたのは美術館。
なんとも、中は現在改装中らしくあまり展示数は多くなかったが、アウストラロピテクスの頭蓋骨があったりと貴重なしなが数点。そして、コンテンポラリーアートの数々。なんだか文化的にも水準の高いザンビアがまぶしく見える。。。
なんとも、中は現在改装中らしくあまり展示数は多くなかったが、アウストラロピテクスの頭蓋骨があったりと貴重なしなが数点。そして、コンテンポラリーアートの数々。なんだか文化的にも水準の高いザンビアがまぶしく見える。。。
こんな現代美術があるなんて・・・ウガンダには・・・ない |
アメリカかぶれの彼は美術品に手を触れちゃいます・・ |
目玉、国会議事堂。
そんな簡単に中に入れる場所ではないのだが、彼の義理のお兄さんの親友が中で働いているらしくコンタクトをとってくれて、敷地内に入ることができた(この縁故で物事が動くところはアフリカ。ウガンダも変わらない)。写真をネット上にアップできないのが残念だ。
敷地内には国会図書館があったり、きれいに整備された芝生と池。そしてインパラが飼育されていてた。これには「おいおい、ウガンダやられてるじゃないか、完全に」と思ってしまった。なぜならウガンダの首都カンパラとは「インパラの住む丘」という意味があるからだ。
ベタだったが印象的だったのは議事堂の壁。全面というわけではないが、屋根部分に銅版がはめ込まれているところがあり、やはり鉱物の国、銅の国だと感じる。
そして、なにより親近感がもてたのは各議員ひとりひとりに割り当てられている駐車場。
何のヘンテツない、駐車場なのだが、議員の名前のプレートが立てられている。そして、そこに停車されている車たちは、カローラ。
聞けば、議員はみな自分で運転して国会へくるらしい。国会会期中だったため、議事堂内は見ることはできなかったが、貴重なものを見せてもらった。
車中、ジェームスと色んな話をした。Murrayのこと、Murray友人のこと、ウガンダのこと、ザンビアのこと、アフリカのこと。
ザンビア人でもエリート中のエリートのジェームズ。彼はウチの大学院でMBAを取得している。
ザンビアの外でも働くことができるだろう彼が、ザンビアに帰っていることに私はとてもうれしく思えたし、彼のような存在が多くなればザンビアの未来は明るいと思える。
ちなみに、私の元ルームメイトのザンビア人、アーセナル(アンリ)が大好きなスークワ(仮名)もザンビアに帰って仕事をしているらしい。しかし忙しいらしく会うことができなかった。
そんな、ノスタルジーと未来を感じることのできた再会の1日だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿