Ennyanja Nalubaale- ビクトリア湖

2011/08/02

病院のあいさつ

先週はじめ、のどが痛くなった。

熱もでた。
37度5分ぐらいまで。
症状は風邪そのものだったので、日本から持ってきた風邪薬を服用して2日寝てすごした。
それでも症状は軽減されずにほっといても治るとはおもっていても
手の感染症のこともあったので、今回は大事を取って病院へ。

病院はマサカにある私立病院。
ドクターに会って症状を訴えると「じゃあとりあえず血液検査しとこうかね」と物腰のやわらかそうなジェントルマンドクター。
”風邪なのに血液検査?”とその意図をすっかり忘れてて言われるがままラボへ。

そこで看護士のニャボのびっくり採血。
日本での採血方法と同様に二の腕にバンドをして肘の血管を浮き上げます。
ただ、”あれ?バンド緩くない?血管あんまりでてないバイ・・・?注射器ちゃんと狙えると?”
一抹の不安を抱えます。
ニャボは淡々と注射器の準備とボクの腕を消毒していきます。
”おお~、しっかり医療行為できとーやん”と上から目線のボク。
そしてチビッと浮き出た血管へ針をそわせていきます。

”確か採血って「その人の腕しだいで痛くもなるし、痛くなくなりもする」って誰かいっとったなー”
針挿入
”あ、痛くない。うまいのか、この人は・・・?”
ニャボ針挿入を止める。
半分引き抜く。
”あ”
ボクの体内で針がうごめく
”あ、グニュって鳴った”
半分引き抜いた針がぐっと押し込まれる。

”あ~あ”

・・・・。

そんな採血を済ませ結果をジェントルドクターへ見せると
「うん、君はマラリアにかかっとうよ。やっぱりね」

「え?うそー。全然辛くないよ?マラリアってもっときついっちゃないと?」
マラリアにもいろんな種類があるけんさ」


アフリカで風邪で病院へ行くと挨拶は「マラリア!」
さあ、みんな一緒に「マラリア!」

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